大規模なリフォーム工事から18年を迎えた建物。
この度の震災の影響を受け、漆喰下地外壁と室内漆喰壁の修復依頼を受け今日その着手前打合せをさせていただきました。
築40年近くの元の躯体構造を活かしつつ出来る限りの耐震性を考慮し計画をした間取プランと室内仕上には当時も壁に漆喰、床材には厚さ30mmの杉フローリングを
天井にも厚さ12mm杉材で仕上げたものです。
リフォーム時に手を入れなかった1階和室押入の土壁壁に生じた割れ。
土壁下地+漆喰金鏝仕上新築当時の仕上ですが、下地からの修復となると古い土壁を撤去した上で再生となると時間と外壁も含めての再生が必要と、経費自体も大きくなる為にこの度はこの古い漆喰壁の上に下地を造り、同じ漆喰金鏝仕上げで修復をと計画をさせていただきました。
外壁部もまた漆喰仕上げに数ヶ所の割れが生じその修復の工事です。
地震による影響を受けた方々やその家族に心からのお見舞いを申し上げます。安全と迅速な復旧を願っています。