こんにちは。営業設計の竹村です。
さて、本日も江南の家の現場レポです!
あっという間に付加断熱が終わり、防水シートが貼られていました。
透湿防水シートといって、室内の湿気は外に排出しますが(透湿)、外からの雨水は進入させない(防水)、特殊なシートです。
建築現場でよく見る透湿防水シートは「白」が多いと思いますが、ノモトホームズが使っているものは「水色」。
この水色の透湿防水シートをぜひ覚えておいてください!
透湿防水シートは、壁体内の湿気を排湿する目的で外壁に通気層を設ける「通気工法」のために使用されるようになったもので、1990年代頃から主流になったものです。
日本では何種類もの商品が販売されていて、ノモトホームズでは昨年の夏頃から、写真の青い透湿防水シート『ウェザーメイト・プラス』に標準仕様を変更しました。
他の商品も諸々検討したのですが、他製品と比較しても高耐久で経年劣化に強い点や、何より紫外線劣化に強い点を評価し、ウェザーメイト・プラスを採用しました。
ちなみにウェザーメイト・プラスはアメリカで開発されたもの。アメリカ、ドイツ、日本製なら品質は間違いないでしょう!(先入観ですみません)。
また胴縁や土台、柱に散布されている防蟻薬剤が雨水で溶け出すと、防蟻薬剤に含まれる界面活性剤の影響で、一般的な透湿防水シートはは防水性を失う可能性がある一方、ウェザーメイト・プラスは防蟻薬剤が付着しても、防水性を失う事は無いとのこと。より安心ですね!
ただ、これがまた今まで使っていたものと比べて高いんですよね・・・
見えない部分ですが、住まいの高耐久化、長寿命化がこれからの時代求められますので、防水などの大事な部分はしっかりした良いものを使っておきましょう!