こんにちは。営業設計の竹村です。
本日は、「茗荷谷の家 完成見学会」でした。
天気も悪い中ではありましたが、おかげさまで多くの方にご来場いただきました。
建主さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。
本日いらっしゃった方から、「ノモトさんて、二世帯住宅は実績がありますか?」というご質問をいただきました。
平均的には着工棟数の1~2割くらいかと思いますが、現在工事中のお住まいを考えてみますと、なんと3/5で二世帯住宅でした。6割が二世帯住宅!
たまたまなのかもしれませんが、二世帯住宅、かなりつくらせていただいています。
そこで、今回は二世帯住宅の施工事例を中心に、ご紹介させていただきます。
<遠藤の家>
こちらは川沿いに建つ二世帯住宅です。
新潟の住宅情報誌『ハウジングKomachi』でも掲載いただきました。
下屋が大きく、共用部分と親世帯の個室は1階に配置し、2階は子世帯の個室という構成。
お料理やお菓子作りが得意な奥様がこだわられたキッチン、食器棚と、広々としたリビング、ダイニングが特徴です。
<坂井砂山の家>
先日のブログでもご紹介させていただいたお住まい。庭を囲うように、共用部分と親世帯個室部分がゾーニングされています。親世帯、子世帯が緩やかにつながり、それでいて適度な距離感のあるお住まいです。
<道上の家>
大屋根と焼杉外壁が特徴のお住まい。こちらも親世帯、子世帯を分離しながらも、床下エアコン、小屋裏エアコンでの全館空調を実現できています。ご家族が大切にされているお庭を残した、建て替えの計画となりました。
<上新栄町の家>
親世帯個室、子世帯個室を上下階で分けたお住まい。正面の外観は町屋の様で、可能な限り低くした深い軒が、建物の顔になっています。
内部は大きな吹抜けとスキップフロアの共用部分が特徴的な構成で、建主さまのたくさんのこだわりを実現したお住まいになりました。
以上、簡単ではございますが、近年つくらせていただいた二世帯住宅をご紹介させていただきました!
建築資材や職人さんの手間が上がっている昨今では特に、資金面でアドバンテージの高い二世帯住宅は、選択肢の一つとして需要が高まってきているのかもしれません。
難しいのは親世帯・子世帯の距離感で、そこをうまく設計して間取りに落とし込んでいくことが重要です。家づくりの計画を進めていく上では、ある程度ご家族内で親世帯・子世帯をどの程度分けたいか(玄関、水回りは特に)話し合いを行っておくと良いでしょう。
二世帯住宅のノウハウもたくさんありますので、二世帯住宅をご検討の際はぜひ、ご相談いただけますと幸いです!