漆喰(しっくい)壁は、非常に古い時代から使用されてきた安全な建築材料で、古代エジプトや古代ローマなどの古代文明では、漆喰が建築材料として使用され、壁画や彫刻などの表面の装飾にも利用されていました。漆喰は石灰岩や貝殻から作られ、その後水と混ぜられ、壁や天井に塗られました。漆喰は湿気を吸収し、それを放出することができるため、室内の湿度調整に役立ちます。また、漆喰は防火性が高く、建築物の火災対策にも役立ちます。
「割野の家」 左官が漆喰壁の下塗り作業をしています。ノモトホームズの漆喰壁は、石灰と水、骨材と土を主成分としています。エコフレンドリーな建材として注目され、持続可能な建築の推進に貢献しています。
和室の聚楽壁の仕上げ塗りをしています。聚楽壁の由来は、平安時代の宮廷文化にまで遡ることができ、『枕草子』などの古典文学にも登場します。日本の伝統的な建築文化の一部として受け継がれています。
「割野の家」建主様のご厚意により3月23日・24日の両日に見学会を開催させていただきます。
この機会に是非ご覧いただければと思います。