こんにちは。営業設計の竹村です。
今日は2月3日・4日に完成見学会を開催させていただきます、文京町の家の設計コンセプトについて解説していきます。
「文京町の家」は、非日常が日常になる、ホテルライクで高性能な住まい。
文京町の家のコンセプトを、一言でまとめるならば、どう書けば良いか・・・いろいろ悩みましたが、「非日常が日常になる、ホテルライクで高性能な住まい。」が個人的にしっくりきています。
「文京町の家」は、建主様からのご要望であった「性能」と「ホテルライク」という2つのキーワードを糸口に設計を進めていったプロジェクトです。
「安定した室内環境を手に入れ、暮らしを快適にすること」、「地震に対しての安全性を担保する事」を目的とし、高いレベルでの断熱・気密性能、耐震性能を確保できるよう、省エネ計算と許容応力度計算を行い、数値としての根拠を持った設計を行っていきました。
気密性能を確保するため、現場では職人による発泡ウレタンの吹付やコーキングによる気密処理など、細かい配慮を積み重ねたことで、気密測定の結果として合格点を得られています。
例えば外観は軒裏の垂木を表しにせず、フラットな軒天を貼りました。また軒先の水平ラインを強調すべく、屋根の形状は基本設計時に何通りも検討した上で、決定しました。
GL鋼板、板張り、そとん壁といった異なる外壁素材の貼り分け方を、CGパースを使いながらシミュレーションし、パキッとしたモダンなファサードに仕上げました。
内部は大きな吹抜けの大空間に間接照明、美しい輸入タイルのキッチン、十和田石貼りの桧風呂、籐の床、デザイナーズの照明器具、南面の連層窓。素材や設備の一つ一つにこだわった、ラグジュアリーな空間が実現できています。
建主様とは、たくさんの打ち合わせとメールでのやり取りがあり、それらがこのお住まいの”密度”を更に高めていった様に思います。
外壁には全て付加断熱を施工、190㎏もある桧風呂を運び入れたりと、現場の苦労も一入だったかと思いますが、ぜひ、建主様と私たちの想いの詰まった素敵なお住まいを、これから家づくりをご検討いただく方にご覧いただきたいと思います。
【文京町の家のみどころ】
- 南面の大開口と吹き抜けのハイサイドライトから明るい光が入るダイニング・キッチン
- 輸入タイルの目地無し仕上げで、ラウンジバーのような雰囲気のあるキッチン
- 漆喰とオークでつくる、籠り感のある上質なリビング
- ラグジュアリーな「非日常」が味わえる、桧風呂と十和田石貼りの浴室
- 雨や雪に濡れずにビルトインガレージ→パントリー→キッチンと便利な家事動線
建物性能
耐震等級2(積雪考慮・太陽光パネル考慮による許容応力度計算にて安全性確認)
Ua値=0.27(樹脂サッシ+付加断熱)
C値=0.2
開催概要
- 日にち:2024年2月3日(土)~4日(日)
- 時 間:10:00~16:00
- 完全予約制、先着1日6名様限定(各組60分のご案内となります)
- お申込み後、後ほど案内図などをお送りいたします。
- 見学をご希望の方は、イベントページの申し込みフォームよりご希望の日時をご入力ください。