こんにちは。営業設計の竹村です。
以前ブログでも書きましたが、照明計画は「足し算」な気がしています。
最低限の明るさで、生活に合わせてスタンドライトや手元灯を足していくのが良い方法だと思います。
空間全体が均一になるのではなく、「灯りだまり」を点在させるようなイメージです。
私は3つの理由から「なるべく天井にはダウンライトを付けない」ということを意識しながら照明計画をしていきます。
- 天井の仕上げ、仕上がりが非常に美しいので、ダウンライトをつけるのはもったいない
- ダウンライトの光が直接目に入ることで感じる眩しさや不快感(グレア)を抑えられる
- 灯りの重心を低く抑えることで落ち着いた雰囲気をつくる
適材適所で、トイレや洗面、キッチン、子ども部屋はダウンライトでも良いと思いますが、
メインとなる部屋は、極力ダウンライトを使わずご提案させていただいております。
ただ最近はダウンライトが他の器具に較べてコストが安いので、
ご予算内に収めるためにはその辺のバランスも重要です。
照明器具も極々シンプルで、プレーンなものをご提案させていただいております。
建築家の吉村順三氏も、「ほしいのは照明器具ではなくて灯りである」と言われたそうですが、
あまり主張しすぎる照明器具を使うと、空間がなんだかちぐはぐな雰囲気になってしまいかねません。
ダイニングテーブル上のペンダントライトは、逆に凝ったほうが良いと思います。
これは照明の主役として、自分好みでお気に入りのものを探してみるのも、家づくりの楽しみです。
ちなみに私が好きなペンダントライトのご紹介です。
①ルイスポールセン/トルボー155・220
乳白色のガラスがとてもきれいで、ペンダントライトにしては値段もお手頃。
北欧デザインですがどんな空間にも合います。
主張し過ぎず上品で、それでいて存在感もある可愛らしさが気に入っています。
②中村好文/PERA
こちらは建築家の中村好文さんデザインのペンダントライトです。
トルボーと似ていますが、少し大きめで名前の由来になった「洋梨」のようなフォルム。
こちらも穏やかな光で、さりげない存在感が好きです。
ちなみに金額はトルボーと同じ値段!
③ヤマギワ/AKARIシリーズ
和室のペンダントライトにご提案させていただきますが、彫刻家イサム・ノグチ氏デザインのペンダントライトです。
実はモデルハウスの和室にも、同じものがついています。
コテコテの和風でなく、モダンですっきりとした雰囲気が好きでご提案させていただいております。
「足し算」にはもってこいの、ルイスポールセンのスタンドライトは、フォルムがとてもかっこよく、上品です。
こちらも北欧デザインですが、もちろん弊社の建物にも合います。
こんな感じでソファーのそばに置いて、読書をしたいですね。
値段も高いもので、いつか自邸を建てた際にはおこずかいを貯めて・・・と憧れている照明器具です。
「照明器具がほしい!」にあてはまりますね。
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