こんにちは。営業設計の竹村です。
さて本日は、前回に引き続きフローリングのメンテナンスについて記事にしたいと思います。
本題に入る前にお知らせですが、7月9日(日)にオンライン・オフラインでの同時イベント「坪数に振り回されない 小さな住まいで大きく暮らす設計」を開催させていただきます。ちょうどコロナが始まった頃にも開催させていただいたイベントで、当時は満員御礼をいただいたイベントです。もともと小さな住まいが得意な弊社ですが、小さな家を建てることで建材高騰時代でも豊かな住まいが作れると考えますし、これまでの実例(20坪台の家)をご紹介させていただきながら、設計手法や間取りの工夫についてご紹介させていただこうと企画しています。
申し込みが必要となりますので、これから家づくりをお考えの方はぜひこの機会にお申込みいただければと思います。
それから7月に、「暮らしの見学会」を拙宅・坂井東の家で開催しようと思っています。築3年になりますが「もっとこうしておけば良かった」「庭の管理、ここが面白い&ここが大変」「ビルトインガレージの使い勝手」「焼杉板の経年変化」「2階リビングの住まい、住んでみてどうなの?」といった点をご覧いただける良い機会になるかと思います。
その他に、私自身のこだわりや設計的な工夫もご紹介させていただく予定です。日時につきましては妻とも調整中となりますので、詳細が決まりましたらイベントページにてアナウンスさせていただきます。
本題に入りますが、先日、拙宅の洗面脱衣スペースのフローリング(オーク突板フローリング)を改めて見てみると、光の加減でテカテカしていて、どうも表面に汚れがあるなぁという感じがしましたので、「これは拭き掃除しよう!」と思い立ちました。子どもたちが風呂上りによく足を拭かずにペタペタ走り回るので、フローリングの表面に皮脂汚れ?みたいなものが付いているような感じです。
こちらが掃除前のフローリングの様子です。表面がテカテカしているのが分かりますでしょうか。水拭きでも良いのですが、せっかくなら専用の洗剤を試してみようと思い、フローリングのメンテナンス用品として有名な「ミストデワックス」というものを購入しました。これは「小川耕太郎∞百合子社」さんというところでネット通販で購入でき、専用の容器も合わせて4000円程でした。ネットで注文した翌日に届きました(早い!)。
ちなみに「小川耕太郎∞百合子社」さんは、弊社でも良く外壁の防腐塗料として使用する「ウッドロングエコ」や、杉フローリングを使ったときに水回りに塗布する「蜜蝋ワックス」も販売されている会社さんです。
こちらが「ミストデワックス」の原液です。フローリングはもちろん、家具やプラスチック、ビニルクロスにも使えるとのこと。原材料が蜜蝋とエゴマ油、アルカリイオン水のみなので、体にも優しい自然素材で作られているのも良いですよね。
こちらが専用の容器で、用途によって原液を薄めて使います。今回は汚れ落としなので、10倍に希釈します。
まずは掃除機をかけてフローリング表面のホコリなどを掃除します。小学校2年生の娘も誘って、一緒に床掃除です。
掃除機をかけた後、「ミストデワックス」をフローリングに直接吹きかけていきます。今回は時間が無かったのですぐに拭き取りましたが、5分ほど放置しても良さそうです。無垢フローリングで液体をかけても平気なの?という心配もあるかもしれませんが、気にせず「ミストデワックス」を吹きかけていきます。
これを雑巾で拭き取ると、それまで表面がテカついていたのがなくなりました!わかりますでしょうか。
娘には木目に沿って拭くと良いよ!と、木育も交えながら教えます。オークに見られる虎柄模様「虎斑」についても教えます。私が小さいころは、新建材の床でしたので木目なんてまったく気にしたことはありませんでしたが、こういう機会に本物に触れて、木に興味を持ってくれると嬉しいなぁと思っていますし、自分の子どもだけでなく、家を建ててくださる方のお子さんにも、本物を知って感性が豊かになっていただきたいなぁという思いで家づくりをしています。
小川耕太郎∞百合子社さんのホームページを見るともっとひどい汚れの場合は耐水性のサンドペーパーで研磨すると良いとのこと。
仕上げにリボスオイルの「カルテッド」を塗ると飴色になってさらに良さそうですが、今回は拭き掃除のみで終了。概ね3畳ほどの範囲を15分くらいで掃除できました。
今回は雑巾を手に持って拭いていたのですが、クイックルワイパーみたいなフローリングワイパーに、雑巾を取付けて拭きあげた方が作業が楽で早そうです。次回の床掃除の際は道具を揃えたいと思います。