こんにちは。営業設計の竹村です。
今日と明日の2日間、「新飯田の家」と「道上の家」の2邸同時完成見学会を開催させていただきます。
開催を快くご了承頂きました建主さまには、この場を借りして御礼申し上げます。
昨日はいつも竣工写真を撮影いただいているカメラ
まずは「新飯田の家」から。
外観は大屋根が特徴的です。正面から見ると平屋に見えるのですが、これは軒をなるべく低くしたためです。どっしりとした佇まいが良いですよね。
デッキがあって、軒下空間は中間領域としてリビングとつながります。
リビングからは庭の美しい木々を見ることができます。デッキがあるおかげで、室内(床)が広く感じます。これもデッキのあるメリット。障子の組子は、縦と横で木の寸法を変えています。
LDKは大屋根を利用した勾配天井。2階のホールには冷房用の壁掛けエアコンがあり、これで全館冷房を行います。天窓からの光が、漆喰の壁を美しく照らします。これはぜひ、会場で見ていただきたいところです。
LDKと続き間の和室は、玄関ホールから直接入ることもできます。床の間には、今回の見学会開催に合わせ、建主さまがお花を活けてくださいました。きれいで思わず見とれてしまうくらい。お花のある暮らし、とっても素敵だなぁと思いました。和室は床座の姿勢が多いので、障子の組子は下側に集め、重心を下げた意匠にしました。
前述の通り、プライベート空間を通らずともお客様を和室にお通しすることができる動線になっています。洗い出し→オーク→杉といった床材の変化も楽しいです。
トイレが可愛らしいんです。味わいのあるタイルや、オークの無垢板。可愛らしいボウルが乗っている様子が良いです。こちらにも、お花を飾ってくれています。
続いて、「道上の家」のご紹介。
焼杉板が特徴的な外観をしています。窓下の布団干しは、田中くんデザイン。すーっと横に伸びる水平ラインが良いですよね。ディテールが良いので、ぜひお近くで見てみてください。
玄関周りは一部だけ、壁仕上げを変えています。玄関先がパッと明るくなりますね。ここでも軒先は「低く、低く」。ノモトホームズの鉄則です。
室内からは、もともと敷地にあった庭園を望むことができます。風が通り抜ける心地よい空間です。
障子を閉めるとこんな感じです。窓の高さや大きさは、室内の居方に合わせて変えています。障子の桟の割りやラインを揃えることで、大きさの異なる窓に連続性を持たせるように配慮しています。
吹抜もダイナミック!
以上、本日のブログは竣工写真のお披露目でした。まだまだ素敵な写真がたくさんありますので、Instagramにも掲載させていただく予定です。
今回の完成見学会では、使っている材料の素材感や、匂いといった感覚的な部分や、実際に室内を歩いてみることでの動線の確認、数字以上の広さ感を、確認することができます。
まだ若干の空きがございますので、見学をご希望の方は、イベントページよりお申込みください。