こんにちは。営業設計の竹村です。
GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はというと、自宅のビルトインガレージで、カセットコンロを利用して焼肉をしてみました。風もなかったのでカセットコンロでも十分に、本格焼肉が楽しめました。こういう時、ビルトインガレージがあると(特にうちは庭が無いので)めちゃくちゃ便利だなぁと思ったのですが、ただ一点、焼肉の匂いがビルトインガレージに染みついてしまって、まだ油臭いです・・・
ついでに天気も良かったので、久々に洗車をしたのですが、コーティング剤?を変えたところ愛車がいつもよりピカピカになったので、嬉しくなってInstagramのストーリーズに上げたのですが、なんと、世界的な建築家ドミニク・ペローさんから「いいね!」をいただきました!!
学生時代、建築雑誌やら書籍やらで度々目にしていたドミニク・ペローさん。フランス国立図書館は有名で、建築士の試験にも出題されるくらいのスーパー建築家です。宇宙軍団レアルマ・ドリードで例えるならば、ベンゼマ、といったところでしょうか。
何かの拍子でドミニク・ペローさんのInstagramに私のストーリーズが表示されて、何か思うところがあって「いいね!」を押してくれたのかもしれませんが、それにしても「なんで?」なのですが、ただ、世界的スーパー建築家ドミニク・ペローさんからのコンタクトがあったという事がめちゃくちゃ嬉しくて、思わずスクショを撮ってしまいました。SNS、すごいですね。思い出に残るGWでした。
ちなみに余談ですが、ドミニク・ペローさんの世代ではレム・コールハウスさん、ザハ・ハディッドさん、ジャン・ヌーベルさんらも、よく学生時代に憧れていました。
さて、本題に入る前にお知らせですが、5月13日・14日の2日間、新潟市南区と西蒲区にて、「新飯田の家・道上の家 2棟同時完成見学会」を開催させていただきます。
どちらも大屋根が特徴のお住まいですが、それぞれ違った見どころがございますので、ぜひこの機会にご覧いただければと思います。
今日は「作り手はKYが大事」というテーマについて書いてみたいと思います。建設業界の業界用語に、「KY」というものがあります。これは「空気を読めない」ではなく、「危険予知」という意味です。特に工事現場は危険と隣り合わせですから、現場監督はKYを徹底しますし、大きな現場やいつもと違う工程や工法がある時は、事故や災害を防止するために、業務を始める前に「どんな危険が考えられるか」ということを確認し合い、一人一人が指さし呼称で危険予知を示し、共有しながら業務を進めていく「KY活動」を行うこともあります。
私は営業設計という役割ですが、営業・設計それぞれで、現場サイドとはまた別の意味での「KY」が重要だと思っています。
例えば営業としては、家づくりという一大プロジェクトのマネージャーになるわけですから、建主さまからの信用をいただく事が一番重要で、そのためには建主さまのご希望や夢を叶えるにはどうすれば良いかを考え、一方でご予算内でプロジェクトが実現できるようにコスト管理を行い、先手先手で問題が生じないかを考えながら、プロジェクトを進めることが求められます。あるいは融資先との連携や、お引渡し近くになると土地家屋調査士さん、司法書士さんとの連携も、スムーズにプロジェクトが進むように動くことが大事だと思っています。
設計としてのKYで私が一番気を付けていることは「思てたのと違う!」を無くす、ということです。
特に私たちがつくる注文住宅は「まだ無いもの」に対してご契約をいただき、工事費をいただくわけですから、ここのコミュニケーションが一番大事だと思っています。図面はもちろん、イメージ写真やカットサンプル、色見本、カタログを使って完成形をご説明させていただいたり、ショールームで実物を見ていただきながらご確認いただきます。ただし、ハウスメーカーの様に巾木の色から屋外フードの色まで、何から何まで建主さまにご確認となると、建主さまの時間も労力も格段に増えてしまい、ご負担がかかりますし、「いやいや、そこは設計をノモトホームズさんにお願いしているわけですからお任せしますよ・・・」となりますので、外観や内観を構成する重要なポイントや、収納の仕様、設備機器やコンセントの位置等、建主さまにとって重要なポイントに絞って、ご確認させていただくことが、設計にこだわる工務店としての役割であり能力だと思っています。
本日は「作り手はKYが大事」というテーマでブログを書いてみました。つまり、兎にも角にも私たちの仕事は「段取り」ですね。私もまだまだですが、段取り良くして建主さまの家づくりを成功させるべく、全力で取り組まさせていただこうという想いです!