こんにちは。営業設計の竹村です。
新年あけましておめでとうございます。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は実家のある和歌山県に家族で帰省しておりました。この時期、和歌山はすごく天気が良くて日中は庭に出てシャツ１枚で過ごせるくらいでした。老後は冬季だけ和歌山で過ごすなんていう二拠点居住も有りだなと、思わず考えておりました。
写真は、新潟に戻り阿賀野市の旦飯野神社さんへ子どもたちを連れて初詣に行ったときのもの。今年一年も公私ともに充実した一年になるようにお祈りしました。
さて、新年ということで今年2023年は「新時代」を個人的な一つのキーワードとして活動していきたいと思っています。この「新時代」という言葉は映画ワンピースの主題歌にもなっていて、2022年後半からは映画ワンピースだけでなく方々でも耳にすることがありまして、結構気になっていました。急激な時代の変化を受け止めながらも、未来の希望に満ちた素敵な言葉だと思います。
令和5年になって、この一年にふさわしい言葉だなぁと改めて思っています。兎にも角にも、時代は変わる、時代は変わった、という事を理解して受け止め、「新時代」にどんな家づくりを行うか、どんな生き方をするか、という事を考えながら活動していきます。
コロナ禍で世の中の「価値観」が変わり、あらゆるところでゲームチェンジが起きました。コロナ禍に限らず、価値観はこれからも常に変化していくものだと思っています。例えば消費者の消費行動は、20年前に「コト消費からモノ消費へ」シフトしましたが、ここ数年は「トキ消費」へとシフトし、最近では「イミ消費」という言葉も生まれています。もはや商品を選ぶ際に「この商品は安い！高い！」といった基準ではなくなってきています（とは言え住宅となると高額ですし、昨今のインフレはひどいですが・・・）。
お客様が求める「トキ消費」や「イミ消費」は、地域工務店が行う家づくりと相性が良いと思っています。ですから、これらを家づくりに取り入れながら、家づくりがもっと楽しく、ご家族の一生の思い出になるように、より邁進していきます。
HARUMACHI coffee の取り組みもそうかもしれません。お客様には単にコーヒーだけを提供するのではなく、「トキ」や「イミ」、居心地や時間、空間をもっと楽しんでいただけるような仕掛け考えたいなぁと、このブログを書きながら思っています。
住宅についても、新時代に突入した感があります。2022年は住宅の省エネ化とZEH化が加速しました。私も１年前までは住宅性能と言えばG１グレードを最低限として担保し、良い景色があるならば開口部を大きくしたり通風のために最低2箇所以上のの窓を設けて（一方で開口部が多いと断熱性能は不利側になります）、その上で予算次第でG２グレードが良いと思っていましたが、最近では「最低G２グレードで予算次第でG３グレード」というのがやっぱり強いな、と思っています。特に昨年末からの電気料金の高騰による影響が大きいですね。それから停電などの災害時にも、高断熱化を行えば行うほど室温も維持されますし、安心です。
「新時代」の住宅に求められる価値として、重要な事が大きく２つあります。1つ目は「機能的な価値」で２つ目は「情緒的な価値」です。ちょっと長くなりそうなので、この話はまた次回に持ち越したいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
