ついに新潟市内も初雪が降りましたね!いよいよ新潟の冬も本格的に始まった感じです・・・
この時期は特に、住宅性能の恩恵をひしひしと感じることができます。外気温は低くても、住宅の断熱性能・気密性能が高ければ家中快適に、省エネに暮らせますね。
例えば鳥屋野南モデルハウスの室内は朝からぽかぽかで、午前9時の温湿度計はこんな感じでした。
リビングの温湿度計は日向にありますので室温が26℃もありますが、概ね設定温度に近い状態が全館で実現できています。寒くなりがちな北側のランドリーも、床下エアコンのガラリから暖気が上がり、しかも付加断熱をしているせいもあって温度差がほとんどありません。これで朝の身支度も快適です。高断熱+床下エアコンの力、すごいです・・・
ちなみにこの温湿度計、SwitchBot 温湿度計というものを使っています。スマホでログが取れますので、非常に便利ですし、他のSwitchBotシリーズと組み合わせて使うこともできます。Amazonで1個1980円。
さて、今日の本題ですが先日の社長ブログにもありました通り、木曜日に佐藤常務と雑木の庭造りを行いましたので、その概要についてまとめてみたいと思います!
こちらは以前の前庭の様子です。鳥屋野南モデルハウスはとにかく庭が広いので、隅々まで手を回すことがかなり大変で、建物完成時に高木を植えたままの状態になっていました。
まずは大量の川砂を一輪車で運びこんで起伏を作り(この時は一人で)、下地をつくっていきます。モデルハウスの玄関前も同様の作業を行いましたので、朝から初めてフル稼働でお昼過ぎまでかかりました。枕木のアプローチに沿って、建物向かって左手前側を張り出させて奥行き感を演出できるようにしました。今回下地を川砂でつくったのですが、起伏も作りやすかったですし水はけも良いので、川砂で良かったなぁという印象でした。やっぱり自分で手足を動かすと、実感として学ぶことが多いです。
その後、ストーン・プラスさんに鳥海石を仕入れに行ってきました。
延べ300㎏になる石を抱えてノモトホームズ号に積み込みましたので、腕も腰も筋肉痛でパンパンに。日頃の運動不足が仇となりました。。。石を運び終わった後にストーン・プラス会長さんからティッシュペーパー1箱とペットボトルのお茶をいただきました。ありがとうございました。
石は、全体のバランスを見ながら仮置きし、なるべく石を大きく見せるように、また”自然に転がってそこに落ち着いた感”が出るように配置しました。この写真は仮置きして全体の様子を確認している状態です。
鳥海石は、秋田県と山形県との県境にある鳥海山で産出される石です。そもそもなぜ鳥海石なの?という話ですが、鳥海石は酸化によって色がだんだん黒っぽくなるという変化が楽しめて、苔も付きやすい石なので、経年によって味わいが増すという特徴があるからです。地産地消の観点で考えれば、新潟産だと安田石や三川石もありますが、石を配置してみて、モデルハウスの外壁も黒ですし、やっぱり鳥海石で良かったと思いました。
下地が完成すると、新津フラワーランドさんで下草を仕入れてきました。事前にリストをお送りし、店長さんに在庫確認と取り置きしてもらいました。仕入れてきた下草のラインナップはこんな感じです。
フイリツルニチニチソウ、オタフクナンテン、ダルマハギ、オタルツワブキ、イソギク、ヤブコウジ、キチジョウソウ、チェッカベリー、ギボウシ、スナゴケ、ハイゴケ、コガネシダ、アジュガ、フッキソウ、ヤマボウシ、シャリンバイ、ツツジ、クリスマスローズ
これらは造園家・荻野寿也さんの本やワークショップに参加した際に記録用に撮影していた写真からピックアップしたものと、先日下見に伺った際にピックアップしたものです。ちょうど荻野さんのワークショップもこの時期でしたので、ほとんど市場に出回っていて、無事に取りそろえることができました。もちろん当初の予定から無いものもありましたが、店長さんから代替品種を紹介していただき、とっても親切にしていただいて助かりました。
そんなこんなで、延べ120株以上の植物を今週の木曜日に佐藤常務とせっせと植え込んだのですが、2人で3時間半の稼働で完成しましたが、天気も悪くてこれがなかなか大変でした・・・笑
奥行き感が出るように、奥の方に背丈のあるものを配置して手前は背の低いものを植えるようにしました。苔は西日にも強いと教えてもらったハイゴケです。5シート購入したのですが、植え込むと少ない印象でした。もう少し買っておけばよかったかもしれません。。。
黄色い花が美しいのは生命力の高いイソギクです。海岸の崖や岩石地に生息しますので、西日や風雨に強い植物で、花は10月~12月に咲きます。
石の陰にはあるのはツワブキです。ツワブキは半日陰で育ちますので西日が強い前庭は避けてモデルハウス玄関前の庭に植え込む予定だったのですが、石によってできた陰に実験的に植え込んでみました。きっと山に生息するツワブキも何かの陰で生きているはず・・・うまく育つといいなと思います。
ちなみにイソギクとツワブキ、どちらも黄色い花が咲きますが、敷地の西方向に黄色い花の咲く植物を植えると金運が上がるというのを荻野さんに聞いたので、密かに商売繁盛の意味も込めています・・・
造園工事のご依頼、お待ちしております!
そんなこんなでこのブログを書いている最中に届きました!マルチング材です!
どーんと50袋!
マルチング材は樹皮を粉砕したもので、表土の化粧材になります。雨による土の跳ね返りを防いで外壁の防汚効果があったり、地表の乾燥を防いだり、防草の効果もあります。
これを敷きならして完成です!年内にやりきりたい!
完成しましたら是非見に来てください(^^)