一段と寒さ差がます今日この頃、例年と比べると三週間程寒さの訪れが早いとの事、囁かれる中コロナ8波が気になるところ、皆様もお身体ご自愛いただければ幸いに思います。
24日より先達てお話をさせていただきました建物の工事が既存の建物の解体より着手が始まりました。
建主様ご家族皆様の想いでの詰まったお住い、解体の前にはお仏壇の移動や御社の移動、一時的な仮のお住いへの家具の移動とご多忙の中の大変気疲れと、どこか寂しさも感じられた事でしょう。
現在解体する1部分と母屋として改修を加え残す工事を同時に進行させてい頂いています。
来春には竣工を迎える新しい建物は広く緩やかな勾配天井設けたゆったりとした吹抜けから成るLDKを中心にした、とても解放感のある設計となていおり、そこからはどの開口からも建物を囲む木々を愛でる事ができるよう計画させていただいております。
佇まいもまた大きな招き屋根で構成された趣のある形となっており、周辺環境に馴染みながらも美しく、目を引くお住まいとなる事でしょう。
気密性に富む性能と季節の温度変化にも対応した心地の良い拘りの空間で新しい想い出を育んでいただけるお住いをお渡しできる様、精進させていただきます。
話は変わりますが、先日定期点検後に漆喰の補修をさせていただいた、新発田宮古木の家での事。
長年漆喰の仕上や、玄関アプローチの洗い出し仕上をお願いしている佐藤左官さんにお願をし補修をしていただいたのですが、その手際の良さには何度見てもやはり見入ってしまうのですが作業の合間の会話の中、後継者が無く自分の代で廃業になるだろうとの事、何とも寂しい会話をしておりました。
私共ノモトホームズの建物は職人さん達の高い技術が無ければ、成立しがたい建物です。
この先この職人さん達の技術の承継が大きな課題となる事は間違いのないお話。
私達ビルダーもこの後継者の育成問題に本腰を入れて取り組んで行かなければと痛切に感じておりました。