自然素材の魅力って、何だと思いますか?
そもそも自然素材とは?から始めますが、ここで言う自然素材とは、
石油や化学製品などの人工的な素材を使っていないもの、と定義したいと思います。
無垢の木はもちろん、漆喰や鉄、紙、土、石などです。
今日は超個人的な見解として、自然素材の魅力についてブログにしたいと思います。
自然素材の魅力① 美しさ
自然素材の美しさは、何物にも代えがたいものがあります。
よく比較される新建材は、いわゆる印刷物なので何パターンかの柄が
繰り返し出てきますが、自然素材は二つとして同じものはありません。
光が当たった時にわかる微妙な表面の凹凸や、マットな質感、色つや等、
自然素材には普遍的な美しさがあります。
自然素材の魅力② 経年による変化
新建材は、時間が経つと色褪せたり、表面のシートが剥がれたり貧相になりますが、
自然素材は色が変化し、艶が出て、年々味わいを増していきます。
子どもが付けた傷すらも、住まいの思い出として、味わいとして楽しむことができます。
先日気が付いたのですが、我が家の化粧柱も、子どもに何かをぶつけられて
がっつりえぐられていますが、それも良しとしています笑
自然素材の魅力③ 匂い
新建材は接着剤の匂いがして、新築の家に入ってみるとまるで新車の様な、
工業的な匂いがするのですが、自然素材で作られた新築の家は、木の香りで満ちています。
木の匂いの成分には、リラックス効果があるとされていて、それが熟睡につながるという
大学の研究結果もあります。
実際に木の家に住んでいると、木の匂いに慣れてあまり感じなくなりますが、
お盆で実家に帰省して久しぶりに帰ってくると、玄関を入るなりその匂いにホッとします。
6歳の娘も、木の匂いや畳の井草の匂いが大好きで、
よく「いい匂い~」と言って喜んでいます。
子どもには、新建材のような偽物ではなく、
本物に触れる体験をなるべくしてもらいたいと思っています。
自然素材の魅力④ 手触り
木の手触りはとても良いです。
湿度の高い夏でもサラサラとして、冬は暖かく感じます。
自宅の床にはオークを使っていますが、夏はひんやりしてそのまま寝そべると最高です。
壁はべたべたと毎日さわるところではありませんが、床は毎日接するところです。
ですから、ご予算によっては壁をビニルクロスにしたとしても、
床だけは本物の自然素材を使っていただきたいと思っています。
自然素材の魅力⑤ 補修が簡単
自然素材は補修が難しいと思われがちですが、実はそうではなくて、
意外と簡単で、自分で補修ができます。
新建材の床は、傷で表面のシートが剥がれてしまうと、専用の補修マーカーや
塗料を使って色を周辺に合わせて目立たなくしていきます。
一方、無垢の床であればちょっとの傷は水で濡らすと元に戻りますし、
紙やすりで削って表面を滑らかにすることもできます。
ビニルクロスは、20年もすれば張替えを検討する必要がありますが、
漆喰は塗りなおしの必要はありません。
5年目10年目でひび割れの補修を行っても、1回につき3万円もかかりません。
意外とメンテナンスや補修も簡単で、身構える必要は無いわけです。
今日は自然素材の魅力5選と題して、簡単ではございますが
ブログに書かせていただきました。
少しでも家づくりの参考になりましたら幸いです!