こんにちは。営業設計の竹村です。
北京オリンピック盛り上がってますね!
今日はたまたまTVを付けると、カーリング女子日本代表戦が放送されていました。
何気なしに見ていたのですが、解説者の話も相まって、思わず見入ってしまいました。
全然ルールはわからないのですが、将棋やチェスの様な頭脳戦の要素もあったりで、
カーリングってこんなに面白かったんですね。
その中ですごく気になったのが、選手が履いている靴です。
まるでスケート靴の様にツルツル滑っていますが、
ブラシでゴシゴシする時なんかは、しっかり踏ん張らないといけないので、
グリップを効かせている様にも見えます。
例えば靴の裏側が二重構造になっていて、氷面とフラットだとツルツル滑るが、
ある角度を超えるとグリップが効く様になるとか、何か靴裏に秘密がありそうです。
#すみません完全に想像です
それからブラシが謎
なぜブラシでストーンの前をゴシゴシ擦るのか・・・
これも完全に勝手な想像ですが、氷を擦った時の摩擦熱で氷の表面を溶かし、
ストーンに摩擦力を与えることで、運動エネルギーを低減させる、
という意味合いがあると勝手に解釈しております。
#あとでGoogleで調べます
さて本日の本題ですが、
「住宅ローン、繰り上げ返済はするべき?」というテーマで書こうと思います。
なかなか壮大な内容になりそうなので、もしかすると2回に分けて書かせていただきます。
ちなみにこれは2022年2月現在の話と思っておいてください。
繰り上げ返済とは?
そもそも「繰り上げ返済ってどんな仕組み?」という話ですが、
住宅ローンの返済期間中に、毎月の返済額とは別にまとまったお金を用意し、
ローンの一部を返済するというのが繰り上げ返済になります。
毎月の返済額は「元金+利息」の合計金額になりますが、
繰り上げ返済は全額「元金」に充当されます。
つまり繰り上げ返済のメリットは「元金を減らせること」であり、
結果としてもともと想定されていた利息を軽減することができる、という訳です。
トータル的には返済額が少なくなります。
繰り上げ返済には2通りの方法がある
繰り上げ返済についてざっくり説明させていただきましたが、
実は繰り上げ返済には2通りの方法があります。
一つは「期間短縮型」、もう一つは「返済額軽減型」です。
期間短縮型
期間短縮型はその名の通り、繰り上げ返済を行う事で、返済期間を短縮するというもの。
例えば繰り上げ返済で1年分の元金を返済したとします。
その1年分の利息を軽減し、かつ返済期間が1年間短縮されるという仕組みです。
「住宅ローンから早く解放されたい!」という方に向ている方法です。
返済額軽減型
次に返済額軽減型ですが、返済期間は据え置きで毎月の返済額を減らすというものです。
住宅ローンを借りたはいいものの、景気の影響で給料が上がらなかったり、
家計が火の車だ!という場合、毎月の返済額を減らすことができます。
ただし期間短縮型の方がトータルの利息は減らせるので、
期間短縮型の方が費用面でメリットがあります。
実際にシミュレーションしてみた
では、具体的に繰り上げ返済を行った場合のシミュレーションをしてみます。
■当初借入金額:4000万円
■内ボーナス返済分:1400万円(20万円×年2回×35年)
■当初借入期間:35年
■当初借入金利:0.725%(変動金利)
■返済方式:元利均等方式
■繰り上げ返済期間:当初借入から5年後に一部繰り上げ返済
■繰り上げ返済金額:150万円(毎月2.5万円を5年間貯金していたと仮定)
■繰り上げ返済方式:期間短縮型
この条件で三井住友銀行のホームページからシミュレーションした結果、こうなります。
まずは4000万円の借入に対して、利息が530万円もかかるというのがびっくりです!!
ちなみに借入3500万円ではざっと465万円の利息になりますので、
500万円増えるとだいたい60万円利息が増えると思ってください。
ちなみに100万円借り入れを増やすと、毎月返済額はだいたい3000円アップします。
話を戻しまして、この表からも分かるように、
①総返済額が25万円少なくなった
②5年後の残存返済期間が1年短縮された
という2点が非常に大きいですね。
ちなみに①については例えば月2.5万円を貯金でなく、投資信託等で資産運用した場合、
利回り6.5%以上で運用できればその方がメリットがあります。
「繰り上げ返済せずに資産運用にまわす」という考え方もありますね。
せっかくなので、繰り上げ返済方式を返済額軽減型でシミュレーションしてみます。
①毎月返済額が3000円少なくなった
②総返済額が17万円少なくなった
こうしてみると毎月返済額が3000円安くなりましたが、、、
そんな劇的に変わるという訳ではないですよね。。。
例えば「毎月返済額を1万円減らしたい」となった場合、
なんと500万円繰り上げ返済しないといけないわけです。
それでも年間12万円・・・
そう考えると、この500万円を元本に複利運用した方がメリットはありますよね。
この様に、本日は繰り上げ返済を行うメリットについて書いてみました。
繰り上げ返済を行うデメリットやその他諸々については、
長くなりますので次回のブログで書いてみたいと思います。
お楽しみに!
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