こんにちは。営業設計の竹村泰彦です。
さて本日は、「有楽の家Ⅱ 完成見学会」を開催させていただきました。
建主様には、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
明日午後は2組様の空きがございますので、見学をご希望の方は、
お電話または申込みフォームよりご予約ください。
さて、有楽の家Ⅱは床下エアコンを採用しています。
床下エアコンは、通常の壁掛けエアコンを床に埋め込み、
暖気を1階床下に送ることで、1階各部屋の床ガラリから各部屋を暖める方式です。
各部屋の温度差がほとんどない状態になるのが一番のメリットですが、
それ以上に、まるで床暖房が入っているような心地良さが体感できます。
むしろ、そもそも床暖房は敷設部分しか温まらないので、
床全体が暖かい床下エアコンは、それ以上と言っても過言ではありません。
床下エアコンを体験すると、床暖房ご希望の方も、
これなら床暖房いらないね!となると思います。それくらい良いです。
今回、床材に使っているのは杉の無垢フローリングですが、
杉は広葉樹(ナラ・タモ等)に比べて空気層が沢山あるので、
柔らかく(=傷が付きやすい)、収縮しやすい特徴があります。
その反面、温かいという大きな特徴があります。
火曜日から4日間床下エアコンを稼働させていますが、
フローリングに蓄熱され、じんわりとした温かさを感じることができます。
換気方式は自然給気+機械排気の第三種換気ではなく、
床下に設置した機械で給排気を行う第一種換気にしています。
家全体の換気は、1時間に全体の容積の半分の空気を入れ替えないといけませんので、
暖かい空気をそのまま外に排気してしまってはもったいないため、
第一種換気とすることで、逃げる熱のロスをなるべく減らすためです。
この時期の外の冷たい空気を熱交換器を介して温め、
状態で室内に取り入れますので、かなり省エネの状態になっています。
見学会開催にあたり、今週火曜日からエアコンを稼働させているのですが、
エアコンの温度を23℃自動運転設定で、リビングダイニング室温は21℃前後でした。
このグラフは、私の自宅に置いていたSwitchBotを有楽の家Ⅱに持ってきて
温湿度のログを取ったものです。
火曜日以前は私の自宅の1階の寝室(無暖房)のログですので、
室温がかなり低い数値になっていますが、
火曜日以降の有楽の家Ⅱの室温はめちゃくちゃ安定していることが分かります。
室温=エアコン設定温度-3℃が合格ラインと考えていますので、素晴らしいです。
ちなみに、有楽の家Ⅱの2階の寝室、子ども室の室温は、20℃前後。
吹抜けを介して暖気が2階に上がりますので、1階とほとんど変わらない室温になります。
一方、私の自宅は2階がリビングで1階が寝室、吹抜けもありませんので、
1階の寝室(無暖房)の室温が上がらない、というわけです。
こちらは床ガラリをサーモカメラで撮影したものです。
火曜日にエアコン稼働後すぐに撮影しましたので、この吹き出し温度ですが、
今ではコンクリートスラブへの蓄熱もありますので、吹き出し温度が上がっています。
ちなみに今日の室温はリビングで22℃、1階の和室、洗面脱衣室、リビングダイニングでは
20℃〜21℃の室温でした。
湿度ですが、エアコンを連続運転させているので、おおむね40%を切るくらい。
少し乾燥気味ですが、これはまだ生活をしていないから。
実際に暮らし始めると風呂や洗濯、料理、人から水蒸気が発生しますので、
ちょうど良いくらいになりそうです。
第一種換気を入れていれば、湿度のコントロールも可能になります。
明日はかなり寒くなりそうですが、ぜひ温かい木の家をご体感ください!
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