こんにちは。営業設計の竹村です。
本日、明日と、「宮古木の家」構造見学会を開催させていただいております。
若干ですが、明日の午後はまだ空きがありますので、
ご興味ある方はお電話にてお問い合わせいただけますと幸いです。
さて、YouTubeチャンネル「ノモトホームズ竹村」のチャンネル登録者数が、
つい最近まで「0人」だったのですが、
先日ブログで動画をアップさせていただきましたところ、
なんと、「1人」になりました!!!
本当に本当に嬉しい限りです。
登録していただきました方、ありがとうございます!
特別な機材や編集ソフトもありませんので、
iPhoneで撮影した動画を上げているだけなのですが、、、
これからは工務店の情報発信も動画の時代になっていきますので、
私もノモトホームズのことや家づくりについて、メンテナンスについてなどなど、
時間がある時にちょくちょくアップしていきたいと思います!
という事で、来春完成予定の新展示場の敷地の様子を、YouTubeにアップしてみました。
敷地の場所は鳥屋野南。
女池I.Cから車で2~3分程度のところに位置します。
周辺には「陽街(はるまち)鳥屋野南」と呼ばれる新しい住宅地が広がり、
スーパーや医療施設、家電量販店や飲食店もたくさんある、
ここ数年、子育て世代に大人気のエリアです。
そのエリアに、雑木をたくさん植えて緑に囲まれた展示場・事務所・カフェを計画します。
現在、泉幸甫先生、伊藤誠康さん、私と田中くんで実施設計を進めていますので、
また今後のブログでも、設計についてご紹介させていただきたいと思います。
さて本題ですが、「ちょっと高いけど・・・」というタイトルで書いてみたいと思います。
人にまつわる話
先日、髪が伸びてきたのでいつも行っている床屋さん(美容室)に行ってきました。
そのお店は席数が3席くらいで、女性の店長が1人で営業されています。
古町にあるので駐車場は提携先のコインパーキングを使います。
店長さんの人柄も良く、居心地も良いのでかれこれ11年以上通っています。
いつも行っているお店なのですが、今回たまたま妻から、
「そういえばカット代っていくらするの?」と聞かれたので、
「確か、5200円かな・・・!」と答えたところ、
「え!!高い!他のところに変えて!」と言われました。
どうやら妻の感覚的には、4000円台が相場との事。
妻の髪の量と私の髪の量を比較するとなおさらです。
#そこ比較すな(涙目)
結論としては「シャンプーもしてもらっているから」というのが、
どうやらその価格差の要因とのことなのですが、
だとしてもその差額が1,000円ちょっとであれば、年に3回くらいのことなので、
私の毎月の小遣いから捻出して、今後も通うということで妻の了承を得ました。
#小遣い制の泣き所
今回「なぜ自分はちょっと高いけどあの美容室に行くのか?」と考えたところ、
「サービス(散髪)」に対してではなく、「サービス提供者」である店長さんとの
「11年の付き合い」という価値に対してだ、ということに気づかされました。
※もちろん、サービスはピカイチで大満足です!
例えば、お互いの仕事や興味なんかも分かりますし、カット中の会話に困りませんし、
眠いと寝ますし、気も使わないで済みます。
店長さんにはノモトホームズのイベントにもお越しいただいたこともありますし、
『チルチンびと』や「チルチンびとマーケット」のチラシも
お願いして何度か置いてもらったこともあります。
「いつもの感じで!」でお願いするだけで毎回同じ髪型になります(多分)。
これが、今から新しい美容室に通ったとすると、
きっと新しいスタッフさんと「どこにお住まいですか?」「土日は仕事ですか?」
「どこ出身ですか?」という会話からスタートしないといけませんし、
「チルチンびとってどういう意味ですか?」という質問に対しては、
「アリゾナ州に住むナバホ族の・・・」という説明をしないといけません。
関係を一から作っていかなければなりません。
patagoniaにまつわる話
アウトドアブランドの「patagonia」は、ファンが多いです。
個人的には「ちょっと高いな・・・」と感じますが、デザインや品質はもちろん、
環境問題に対する考え方も好きで大いに共感できるので、数点所有しています。
他のアウトドアメーカーと比較して、ちょっと高いくらいならpatagoniaを選びます。
夏に履く水着にもなる短パンはかれこれ14年!使っていますが、
まったくへたれていません。
一方で、ロープライスの某ファストファッションブランドで買った服は、
十年以上身に着けているのものは一切ありません。
ちょっと高いけど、品質が抜群に良かったり、デザインも流行に左右されなかったり、
企業の価値観に共感できることで、「ちょっと高いけど」購入しています。
ストーリーにまつわる話
ノモトホームズの家は、ハウスメーカーの家に比べて「ちょっと高い」かもしれません。
私自身ノモトホームズの家を建てましたが、心の底から良かったと思うのは、
「地域の材料を使って地域の職人さんがつくった」というストーリーです。
山北杉が育った山の情景も、家づくりに携わってくれた方たちの顔も浮かんできます。
「木づかいコンペ2018」で最優秀賞をいただいた「村上の家」は、
意匠性はもちろん、地産地消や村上の景観への配慮、黒塀をイメージした焼杉の外壁、
山北杉伐採体験・漆喰塗りといった「建主参加型」の家づくりが
審査員の皆さんに評価されたことは、大きな気づきになりました。
まとめです!
まとめますと、妻の「高い!」の一言からいろいろ考えることができました。
これらは私たちの家づくりにも十分当てはまることだと思います。
高気密・高断熱・耐震等級・耐久性・メンテナンス性が担保されるのは
もはや当たり前の時代になっていますから、
ある価格帯に対してのサービス(品質)の差別化は、非常に難しくなります。
意匠性と自然素材だけはそれぞれ工務店ごとに特徴がありますから、
これから家づくりをお考えの方で工務店を選ばれる際は、
ホームページなどでそのあたりをいろいろ見ていただけると良いと思います。
「人」「企業としての価値観」「ストーリー」を持ち合わせていることが、
これからの家づくりにも重要になってくると思います。
私も「竹村さんにお願いして良かった!」と建主さまから言っていただけるよう、
常に謙虚に、日々精進したいと思いますし、
長年にわたり人と環境にやさしい家づくりをしてきたノモトホームズの価値観を、
よりもっと皆さまに知っていただけるように発信を頑張らないといけません。
数多くのストーリーも持ち合わせています。
もっとノモトホームズの魅力をお伝えできるよう、YouTubeやブログ、
インスタなどでの発信を頑張っていきますので、ご期待ください!
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ノモトホームズ
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