納まり。

出来上がった建物の室内空間がどのように見えるのか
外観の佇まいがどのように見えるのか・・・

大変気になるところですよね

基本設計を手掛けていただいている伊藤さんと
弊社設計とで細かな納まりをどう納めて
いかに品のある綺麗な建物へと完成させていくのか

建主さまの建物1邸1邸を日々検討を重ねています

設計プランがまとまりご契約を経て建物への着手が始まった後にでも
その見え方をもっと意匠性のあるものへと
検討を重ねる事もしばしばあります
（これにより現場を止めたりする事はありませんが　笑）

上の写真は広間からダイニングからキッチン
水廻りへ続く天井です

吹抜けのある広間から段々と天井高が低くなって行くのが
お分かりいただけると思うす

これは適度な天井高さに強弱を設けることにより
空間に窄まり感とそこからの広がり感を持たせるため
同じ広さの空間でも狭さを感じる事がありません

その室内空間においては巾木と壁の仕上げが平になるように仕上げて
空間の中 見た目に障るものを無くす納まりとなっています

開口する部分の室内仕上げにおいてもまた
三方枠（額縁・窓枠）を見せず漆喰で仕上げるように

他かにも数多くの細かな納まりがあります

その分携る多くの職人さんには毎度面倒を掛けるわけですが・・・笑

どう美しくどこか品のある建物を
日々スタッフ一同考えをおります